★伊東和則写真館★粟根さんったら。 [まつさをな]
劇団☆新感線の粟根まことさん……。
http://www.vi-shinkansen.co.jp/
今をさかのぼること16年前、1991年の「加藤昌史プロデュース『天国から北へ3キロ』」という芝居に出ていただいていた以来のお付き合いで、シアターエクスプレスではほぼ主役の犯人役。そして、劇場での芝居では『MIRAGE』(2000年)で初登場でした。
新感線とキャラメルボックスっていうと、ジューダス・プリーストとボン・ジョビ、聖飢魔IIとオフコース、氣志團とコブクロ、ってくらい離れた存在に思われますが、両方とも根っこになっているのはつかこうへい事務所の芝居だったりするので、「エンターテインメント」という意味では同じ畑なのかもしれません。
ここ10年ぐらいのキャラメルボックスは、ついつい「リアル」な芝居をしちゃいがちですが、やっぱり久しぶりに粟根さんに会って、身体を張ってお客さんを笑わせながらちゃんと締めるところは締めていく、という芝居を見せられると「いかんっ!!身体を使わなきゃっ!!」と思うわけです。
「あんな家老はいないっ!!」というアンケートもありますが、おっしゃるとおり。
それを言ったら、『風を継ぐ者』で上川隆也がやった土方だってスキップしてましたし。
いーんですっ!!
シリアスなシーンでとんでもないギャグを炸裂させて、
且つ、それが「浮かない」のはまさに役者さんの力量でしょう。
そしてそれをしっかり受け止める「奥方様」の存在感!
すばらしい♪
by TIKIPI (2007-04-24 12:36)