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藤岡が評判いいですねぇ。 [クロノス]

今回、地味なんですが藤岡宏美の評判がとってもいいです。
藤岡と言えば、『ナツヤスミ語辞典』だったり『僕のポケットは星でいっぱい』なわけですが、中学生とか高校生とか少年とか、年齢・性別を問わない役をやってきたヤツですね。
が、今回は割と等身大な役と、ちゃんと別な意味で等身大な中学生を演じていて、それがまたキュートだったりして。
神戸で録音したPodcast版キャラメル・チケット・インフォメーションでゲストに来てもらったときにしゃべっていて思ったのは、藤岡って、あぁ見えて実はものすごくしっかりした大人なんだ、ということ。まぁ、すでに結婚しているくらいですからあたりまえといえばあたりまえなのですが、ものすごくしっかりと自分の人生を考えていて、役に取り組むのも劇団活動そのものに取り組むのも、真剣そのもの。
だから、やっぱり成井さんの信頼も厚いし、みんなからも可愛がられる、というわけです。
そして、その性格の柔らかさや繊細さや、そして真面目さが、今回は特に舞台に出ていると思うのです。
今回の役は原作には無い役だったので余計に自分で役を作っていかなければならなかったわけですが、そのあたりは旧友の畑中と組んでいるので心配がなかったみたいで。
やはり、「キャラメルボックスの『クロノス』」には、このコンビは無くてはならない存在だった、というわけですね。
ちなみに僕が一番好きなシーンは、ラスト前のあそこよりも、当然、畑中を張り倒すところ。いやぁ、痛快ですね。いい気味ぢゃっ!!  千秋楽には、是非本気で一発入れてやって、息の根を止めて欲しいものです!!


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key

藤岡さん、本当にいいですね。お兄ちゃんを愛する心をとっても感じます。
私の好きなシーンは、隅のほうで畑中さんと2人でコソコソと話しているところ。(あれっ?これシーンと言えるのでしょうか?)
っつーーーか、加藤さん!今、上演中じゃないですか!
by key (2005-12-06 20:18) 

紅音

畑中さん凄い言われようですね(笑)今回の藤岡さんの役は、吹原の複雑な心をお客さんがわかるのにとても欠かせない役だなぁと私は思いました。畑中さんや藤岡さんの役があるから、原作ではおもてだって描かれなかった吹原の、家族や関わった人達への想いが伝わるんだと。一途にがむしゃらに来美子を追い掛けているけれど、それだけではないんだな〜と。…思い出したら泣けてきました…今回の役で藤岡さんの新たな一面を垣間見た気がします。
by 紅音 (2005-12-06 20:22) 

架乃

息の根は・・・まずいんじゃないでしょうか(笑)
今回の藤岡さん、私も凄く好きです。クロノスを壊そうとするところの叫びで泣けました。
by 架乃 (2005-12-06 21:03) 

クミ

坂口さんのラストの台詞も泣かされますが、一番心に残っているのは架乃さん同様さちえがクロノスを壊そうとするシーンです。実は観劇時体調が悪くてボーっとしてしまった時間があったのですが(すいません・・・)、あのシーンで一気に集中できました。
畑中さんを倒すところの力の入った感じもすごく好きです(笑)。
そういえば!藤岡さんと畑中さんと青山さんて「演ぶゼミ」の同期でしたね。加藤さんの記事を読むまですっかり忘れてました・・・。
by クミ (2005-12-06 22:21) 

円

お兄さんを心配して、怒って泣いて怒って、やっぱり泣いて。
その度に「お兄ちゃん!」と叫ぶ、藤岡さんがすごく素敵でした。

でも「中学生ば〜い!」という台詞が
妙に耳に残っているんですよねぇ。(苦笑)
by 円 (2005-12-07 01:11) 

caramel 初心者

坂口さん同様、藤岡さんの存在が、
この作品に更なる深い奥行きを与えているように思います。
この写真のシーンでの畑中さんとのやり取りも、
客席まで声は聞えませんでしたが、
二人の役の関係性を見事に表現していて、
とても気に入っているシーンの一つです。
(この角度から拝見できるとは!嬉しい限り)
by caramel 初心者 (2005-12-07 01:48) 

彼女の熱演振りに涙です。
あの吹原さんを止めようとする時の必死な様子、
胸に込み上げるものがあります!!
あの時の「お兄ちゃ~ん...」と
優しく頭を撫でる吹原さんが忘れられません。
吹原さん、さちえちゃんに優しくしてくれて有り難う!
by (2005-12-07 11:10) 

nana

お疲れ様です。今日の14時の公演に行ってきました。私は2回目、友人は初という組み合わせでした。で、「2回目だからこその発見」がいっぱいありましたね~。一番驚いたのは、海老名さんがオープニングで登場させた”焼酎”の名前!!皆さん次回のチェック項目です!!きっと”彼ら”から吹原へのメッセージなんだと思った。何十年後に飛んだ時に思い出してのんで、自分達も忘れないからという
by nana (2005-12-07 20:11) 

あーりー

nanaさんっ!!
ウチも二回目の時に気付きました!!!
もう焼酎に気付いた瞬間、もうねっ!彼らが待っていたって感じがねっ!!
一回観た人は二回目の観劇の時にいろんな伏線に涙するのは必須です。
by あーりー (2005-12-07 22:17) 

藤岡さんの役柄は、ほんと、菅野さんの人物像に厚みを持たせてますよね!
きっと、このエピソードがないと、吹原和彦の行動が、
もっと軽い物になってしまったと思います。

nanaさん、あーりーさん、
うわぁ~~もう一度みたいですってぇ~~(><)じたばたじたばた
焼酎のラベルは、きっとツボな事が書いてあるんだろうとは思いましたが、
私の席からは見えなかったんですよ!!
気になるぅ~~~(><)
by (2005-12-08 13:20) 

nana

わごむ様!
こんな時は、かとーさんに頼みましょう。又は、もう一度・・・・行くとか・・・。
いや、今のうちに知っちゃうと楽しみがなくなるかな?う~ん(悩)。
海老名さんのセリフを聞いたとき「ぬをぉぉぉぉ!やりやがったな」て感じ。
ヒントは、この記事で加藤さんが書いている人。
by nana (2005-12-08 14:18) 

とも

私も藤岡さんのさちえさんは、すごく良かったと思います。とても兄思いで情け深くって。ご両親も妹に負けないくらい息子を大切に思っていて、吹原さんにとっても、きっとかけがえのない家族なんだろうな、ってことが容易に想像できました。違和感のない熊本弁がまた、まっすぐでいて暖かい感じがして良かったです。(左東さんもねっ)
そんな素敵な家族との時間を振り切ってクロノスに向かう。最初は、少し先の時間や少し未来に戻ってくる前提だったけれど、最後には、自分を取り巻くすべての人と共有できたはずの未来の時間とひきかえに来美子さんを助けに行くのですよね。胸を絞られるように切ないですね。それだけに一層、クロノスは頭を離れません。
by とも (2005-12-09 01:49) 

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