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麻由子ちゃん。 [雨と夢のあとに]

「加藤の今日ブログ」 http://blog.so-net.ne.jp/caramelbox-kato/ で、なんだかいっぱい麻由子ちゃんのことを書いてしまいました。
なので、今日は麻由子ちゃんの写真をまとめてアップしてみますね。
 

 
映像では、こういう麻由子ちゃんをよく目にしますね。
切ないというか、なんともいいがたい表情です。
『白夜行』は見るに堪えなかったですけどね、女の子を持つ親はしては……。
 

 
ナマで、目の前でこんな芝居をされた日にはですねぇ、これはもう、じっとしてはおれませんです。自分の娘はこんな目にあわせないように育てなければ、と本気で思いますし。


 
こういう笑顔の麻由子ちゃんは、映像ではなかなか珍しいのではないでしょうか。
しかし、本当の麻由子ちゃんはこんな子なんです。
ほんとーーーーーーーに、かわいいですぅぅぅっ!!


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達也のベース [雨と夢のあとに]


 
岡田達也演じる朝晴が弾いているベース。
いわゆる、コントラバス。ジャズやポップスの世界では、ウッドベース。
コントラバスと言えば西川ですが、今回は達也が挑戦。
春から、エレキベースで運指を練習してきたのですが、稽古開始直後にベース指導の村上聖さんが教えてくださった、新大久保のクロサワ楽器で、入門用のヤツを購入してきたのでした。
芝居的には、朝晴はプロのプレイヤーなので入門用ではいかんわけですが、プロ用は、とてもじゃないけどな値段でした……。かと言って、借りたりしたらこれまたとんでもないお値段でして。
で、それ以来ずっと練習してきて本番を迎えました。
 

 
初日が開いてから、微妙に音が合っていないということに、僕ばかりが気になっていて、途中から僕が調弦をしていたのですが、それでもうまくいかなくて。
ギターやエレキベースみたいにフレットが刻んである楽器ならいいんですが、こういうフレットレスの楽器は、数mm押える位置がずれただけで変な音が出てしまうのですね。
で、ある日、村上さんが決めてくれたフレット位置のマーキングを、達也の位置から見て見やすいように張り替えてみたのです。そうしたら、なんとほぼジャストな音程にっ!! いやー、僕もたまには役に立つものです。
 
そして、その翌日。
また開場前に僕がチューニングをして、達也に「ちょっと弾いてみて」と弾かせてみたら、麻由子ちゃんが「おとうさん、昨日、ベース、急に上手になってたよねぇ?」と。
……そーなんです、麻由子ちゃんは、微妙な音程の違いを聞き分けていたのです……!!
 
いい役者は、耳がいいのです。
上川も、耳で聞いて好きな曲をコピーして弾いていたりしますしね。
麻由子ちゃんも、いつか、何かお気に入りの楽器を見つけて、やるのかな?
 


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幽霊たち [雨と夢のあとに]


オトナになってもいつまでたってもつきまとっている父親の幽霊、っていうのは、怖いと思うんですよ。

きっと、マリアを連れてくる、なんていう信じられない行動を取ってしまう原因はそのあたりにあったんじゃないかなぁ、などと思ったり。
 

しかし、なによりもコイツですね……。
小多田の演技はまだまだいけるとしても、自分で死んでおいて、たたり殺す、というコイツはほんとに……。彼女の方ももうちょっとちゃんと振っておいてあげるべきだったのでしょうけれども。
 
それにしても、最強の幽霊・暁子を生み出してしまったのも、恋愛。
人は人を想うことも大切ですが、きちっと想いを切り捨てる、切り捨ててあげることも大切なのでしょうね、恋愛に関する限りは。


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楠見さんの素敵さについて。 [雨と夢のあとに]

……タイトルのことを書こうかと思ったのですが……

言葉でどうこう、ではないですね。
Podcastでオフステージの声を聴いていただければ、こんな楠見さんの素敵さがご理解いただけると思います。


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舞台版は、怖くないです。 [雨と夢のあとに]

テレビ版の『雨と夢のあとに』は、オンエアの最初のうちはけっこうホラー色が強かったのですが、舞台版はあんなふうには怖くないんですよ。

 
ほーらね、怖くないでしょ。
 

 
まぁ、ちょっと大男が吹っ飛ばされますが。
そして、ちょっと大男が絞め殺されそうにはなりますが。
 

 
……ここの岡内、『エイリアン2』ではエイリアンに、『ターミネーター2』ではターミネーターに、それぞれ感情移入した「悪役好き」の僕にとっては、とてつもなく魅力的です。
悪役、とはあんまり思えないですしね、一人で死んでいった暁子のことを思うと。


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12歳のお誕生日!! [雨と夢のあとに]


今日・8月4日(←日付が変わってますが)は、福田麻由子ちゃんのお誕生日でした。
開演前には、「加藤の今日ブログ」にアップしたように「イカづくしのお寿司」でお祝い。
麻由子ちゃんは、それがケーキ替わりだと思いこんでいたようで、とっても喜んでくれていました。
がっ!!
それだけでは終わらないのがキャラメルボックス。
なにしろ平日だったので、絶対に9時には劇場をあとにしなければいけない、シンデレラなのが、麻由子ちゃん。
そんなわけで、岡田達也がみんなに掛け合って、いろんなシーンのいろんなところをいろんなふうにテンポアップして、なんと、カーテンコールではお客さんと一緒に「ハッピーバースデイ」を歌う時間(といっても、1分くらい)を作ることに成功っ!! そして、製作部が用意した巨大なバースデイケーキを、達也が麻由子ちゃんにプレゼント。
そして、麻由子ちゃん本人からお客さんみんなにご挨拶。
うれしさ満開の麻由子ちゃんの笑顔に、出演者一同も笑顔満開。
一生に一度しかない、小学校最後のお誕生日。
麻由子ちゃんは、喜んでくれたかなっ!!


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『永遠の雨』 [雨と夢のあとに]

朝晴が途中で弾いている(冒頭の曲は別)、作曲途中の曲『永遠の雨』。
ちゃんと、譜面があるんです。
そして、まもなく、8月5日に発売予定の『雨と夢のあとに』サウンドトラックCDを購入していただくと、この曲の秘密がわかるようになっています。
お楽しみに!!


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女優、福田麻由子 [雨と夢のあとに]


麻由子ちゃんのことについては、初日以前から、ずっと書こう書こうと思っているのですが、なかなかまとまりません。
今日のPodcastで、成井豊が麻由子ちゃんのことを語っていますので、まずはそれを聞いていただくとして。
たとえば、このシーン。
お父さんと暁子さんを観覧車の上で見送って、ゴンドラが地上に着いて、北斗を振り返った瞬間なのですけど。
「シバイ好き」な役者だったら、ボロボロに泣いてしまっていてもおかしくないこのシーンで、福田麻由子は凛とした表情で、涙は一粒だけ。
もう、これは、「演技」でできるものではないと思うのです。
きっと、僕の「福田麻由子研究」は、千秋楽まで続くのではないかと思いますので、折に触れて、書いていきます。


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1年3ヶ月ぶりの篠田剛。 [雨と夢のあとに]

キャラメルボックスの劇団員を、入団順に人数で3つに分けると、ちょうど第一世代と第二世代の境目に位置するのが『クロノス』の菅野良一とこの篠田剛。
「同期」というと、なぜか「器用と不器用」がいる不思議は、ずっと続いていますが、まさに篠田は不器用な俳優のナンバーワンです。
これが、最初の頃はマイナスな意味で使われることが多かったのですけど、今回の篠田はその不器用さが最大限プラスに作用していると思います。
二役のうち一つめの役は、朝晴のバンド時代の仲間。
こういうジャズマン、いそうです。

 
そして、もう一つの役が、『彗星はいつも一人』以上にはまり役ではないかと僕は思います。しかも、10数年キャラメルボックスにいて、岡田達也と正面から対峙する役は初めて、という意外な現実。

 
孫の雨ちゃんに肩を揉まれるところの北斗への「怒鳴り」は、役の言葉ではなくて本当の叫びに思えるのは僕だけでしょうか。


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父と娘という関係 [雨と夢のあとに]

1968年2月13日生まれの岡田達也。
1994年8月4日生まれの福田麻由子ちゃん。
達也が20代前半で結婚していれば、きっと娘はこのくらいだったはず。

 
稽古場でも楽屋でも、今までの岡田達也とは違う感じのコミュニケーションを取っている感じがします。
特に今回のこの芝居では「触れる」ということがとても重要な意味を持つ行為で。
達也は普段からボディランゲージを大切にするオトコで、それをセクハラとかなんとか、ふざけてみんなは語ってきたわけですが。
 
自分もそうですが、自分の子供とは、全身で接触するのが当たり前です。少なくとも小学校に入るまでのほとんどの期間は、だっこしているかおんぶしているか肩車しているかなわけですから、まちがいなく「夫婦」や「恋人同士」よりも、「親子」の方がはるかに距離が近い関係なのです。
 
そういう関係は、実際に親になってみなければわからないものだ、と思ってきました。少なくとも、今までやってきた「親子モノ」の芝居の中でも、そこはどうしようもないところだ、と思ってきました。
 
それなのに、岡田達也は麻由子ちゃんとの間に、ちゃんと「親子関係」を構築してしまっています。しかも演技で。
達也もすごいとは思いますが、かなりの部分、麻由子ちゃんの近づき方なのではないかと思います。
舞台上でも楽屋でも、天性のカンでおとなとの距離の取り方を瞬時にして把握してしまっているように思います。
 
ふつうに考えると、全くの他人といっしょにいるとき、どんなに演技だとは言ってもそこには絶対に分厚い壁があるはずですし、その壁を取り除くなんてことは不可能なんじゃないかと思うのです。
しかし、麻由子ちゃんはしなやかに、あたかももともとそうであったかのように、その壁を感じさせずにそこに存在してしまうのです。
 
だから、そんな麻由子ちゃん、いや、雨の存在そのものに、感動を覚えるのかもしれません。


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