【ネタバレ】きゅんきゅんさせられまくりの星野真里さん。かわいいだけじゃない天賦の才をお持ちでした。 [トリツカレ男2012]
この間までオンエアされていたNHKの「本日は大安なり」や、TBSの「家族八景」ではエキセントリックな役に挑戦していた星野さんですが、『トリツカレ男』では圧倒的なヒロイン・ペチカ。
もう、星野さんが舞台に出てきただけで花が咲いているような感じ。
そしてまた、星野さんの声が、これまた「きゅんっ」としてしまうのです……。
ちなみに僕の「きゅんきゅんポイント」は、ダンスシーンで、ふっふっふっ、と足元を見る振りがあるのですが、そこ。
男優陣も、「ありがーと」とか、それぞれ楽しみにしている星野さんのセリフがあるそうで。
もう結婚されている女性に対してこういうことを言うのもなんなんですが、チョーかわいーんです。
しかしそれはどうやら僕たちだけではなくて、女性のお客さんたちからも「かわいーですねー、星野さん♡」って言われることも多数。
デビューが7歳だそうですから、もう20年以上のキャリアがあるにも関わらずの、この自然な可愛らしさって、凄いことだと思うのです。
なおかつ、ホノルルマラソンを完走したことがある、ってほど、身体能力も高く、仮面祭のシーンのフラッグを担当している星野さんは、稽古の段階で最初に投げ上げてキャッチする技を習得。金子さん同様、やるとなったらすぐにやる、というか。要するに、天性の「習得力」というか「成長力」というか。「できちゃう」んでしょうねぇ。だからこそのキャリアなのでしょうね。
あと4日でお別れかぁ……。ぐすん……。
【ネタバレ】金子貴俊さんあっての『トリツカレ男2012』なんですっ!!金子さんが、本物のトリツカレ男だったりするんです。 [トリツカレ男2012]
映画「ウォーターボーイズ」ではなよなよした感じの役をやっていた金子さんですが、NHKの「あさイチ」や、フジテレビの「知りたがり!」でのフリートークを見ていてわかる通り、とっても「心の距離」が近い方なのです。
もちろん、芸能界で10年以上活躍してる、という時点でただものではないわけですが、金子さんの存在そのものがHappyというか、全身から溢れ出ている「楽しいオーラ」は、楽屋にいても変わりありません。
で、この金子さんの楽しいオーラなのですが、それはきっと金子さんの好奇心の旺盛さに起因するものなのではないかなぁ、と。
金子さんのblog( http://ameblo.jp/kaneko-takatoshi/ )のプロフィールを見れば、実は金子さんこそ「トリツカレ男」であることがわかりますっ!!
◇ ◇ ◇
特技
シンクロナイズドスイミング / 殺陣/技斗 / 茶道(表千家)/ 社交ダンス/ 一輪車
スポーツ
ボウリング / 乗馬 / スノーボード / サッカー / スケートボード / ローラーブレイド / ダンス(陸ダンス / タップ) / テニス
趣味
カメラ/自転車/ 絵画 / 自主映画制作 / 作詞・作曲 / ゲーム / ピアノ / ドラム
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そしてオフィシャルホームページのプロフィール( http://kanekotakatoshi.com/doc/profile.pdf )を見ると「資格」の欄に……
「普通自動車免許/自動二輪免許/乗馬4級/簿記3級/フードアナリスト4級/JUDFベーシック・スポーツダイバー4級」
……どんだけぇぇぇぇぇぇっ?!
ラーメンも詳しいんですよぉ。
何を聞いても知ってるし、どんな話にでも参加できる、という驚異の社交的な体質なのでしょうねぇ。
『トリツカレ男』の仮面祭のシーンでは金子さんは真ん中の右側くらいでフラッグを担当しているのですが、旗を放り投げる瞬間、誰よりも高く投げています。こういう「技」を体得するのもスムーズ、というのも才能の一つなのでしょうねぇっ!!
楽屋でも、畑中と何かとおしゃべりしている金子さん。
この二人のコンビネーションが、この芝居の楽しさを数倍増させているのです。
【ネタバレ】火の玉のような主人公を演じる畑中智行の凄み。 [トリツカレ男2012]
キャラメルボックスの芝居は、いつもみんな身体を張って演じています。
そのために、アスリート並みの身体作りをしていて、ほとんどの男優が体脂肪率一桁。
しかし、鍛えていればなんでもできるわけではありません。
今回の畑中智行演じる「ジュゼッペ」こそ、まさにそれ。これでもかこれでもか、という物理的に身体を張ったシーン。それに応える畑中。その姿は、お客さんはもちろん、いっしょに舞台に立っているキャストやスタッフにも強い連帯感を覚えさせます。
危険なシーンは、みんなが固唾を呑んで見守ります。
裏方のスタッフも、万が一が無いように、万全の準備を。ともに舞台に出ているメンバーも、まさかのことが無いようにフォローを。
すでに、楽屋でも、ジュゼッペと畑中の区別は付かない状態です。
昨年1年で10作品を上演したキャラメルボックス。そのうち6作品に出演し、春に西川が入院した後のキャラメルボックスを支え続けてきた、その自信がヤツを変えたように思います。
『夏への扉』の時は、いつ大きな余震が来るかわからない状態で舞台の真ん中に居続け、東北ツアーでも常に真ん中にいました。
そんな畑中が引っ張るチームと化しているのが、今回の『トリツカレ男』です。
初演の時は、限界を超えているように見えていましたが、今回は全然違います。
火の玉のように、みんなを巻き込んで大きな渦を作って突進している感じ。
ゲストのお二人と最も絡むのも畑中で、一番最初のコミュニケーションからして、インドア派であったはずの畑中とは思えない積極的な働きかけ。そして、最も驚いたのは製作発表の時に「ちゃんとした挨拶」をしたこと。これはもう、主役としての強烈な自覚だったとしか思えません。
そんなジュゼッペの突進を観られるのも、20日まで。
舞台を縦横無尽に走り回る主人公の姿を、是非あなたの心に焼き付けてください。
【ネタバレ】渡邊安理とは別に、原田樹里がこれまたお客さん女子のハートを射抜いております。ヤツのせいで選曲を替えさせられた僕。 [トリツカレ男2012]
終演直後のロビーにいると、お客さんたちが今感じたことを直接伝えてくださいます。
僕はラーメン好きですが、いくらラーメン好きでも「いやー、このスープの隠し味のトビウオの節のだしの風味は良かったですねぇ」なんて、絶対に言い残さないと思うのですよ。
そんな感じの、物語的にはトビウオダシであるはずのイザベラ役を演じている原田樹里(はらだ・きり)。
「きりちゃん、良かった、って伝えてください」「完全にイザベラサイドで観てしまいましたけど、ラストシーンは祝福できました」とか、まぁ、とにかく、コレまた女子の皆さんの共感度がむちゃくちゃ高いんです。
実は。
今回の再演では選曲を変更するつもりはなかったのですが、通し稽古で原田の演技を観て、「いかん、初演の温井と解釈が違うっ!!」と焦って、初演の時にせっかく作っていただいた竹中三佳さんの曲を引っ込めて、原田用に別な曲を探し出してきてしまったくらいです。
初日が開いてお客さんの前に立ってから、またどんどん違う芝居になってきておりまして、東京公演のラストあたりで喉が厳しくなってきたあたりで繊細な表現が出てきて、これがまた良い方に働き、今、大阪のイザベラは大変なことになっています。
『流星ワゴン』で少年役を演じた原田樹里が、今、懸命な「女の子」を演じている姿。
しつこいようですが、DVDではジュゼッペとペチカを見守っている、舞台の端の方のイザベラはアップにはなりません。
是非、ナマの舞台で、あなたの目と心に留めておいてあげてください。
【ネタバレ】渡邊安理に首ったけな女子が急増した『トリツカレ男』っ!! [トリツカレ男2012]
「ロミオボス」と並んでど派手な衣裳の、渡邊安理が演じるインコの「ニーナ」。
終演後にロビーにいると、「安理ちゃんカワイかったーっ!!」とか「あんなインコならウチでも飼いたい」とか、男性よりもむしろ女性から言われます。
初演でもこのインコは可愛かったんですが、今回はダンスシーンのニーナがこれまた可愛くて、体重が無いかのような、飛び回っているかのような、素敵な動きを見せてくれます。
そうなんです、演技の可愛さもあるんですが、動きがいちいち可愛くて、目がそっちに行っちゃうんです。
ほら、動物と子供は、どんな名演技にも勝てない、と言うような感じで。
初日が開けてから、日を追うごとに星野さんとのタッグプレーも磨きがかかり、可愛い+可愛いでチョーカワイーっ!!って感じです。
そんなインコが観られるのもあと5ステージ。
DVDになった時にはおそらく、隅っこの方でこそこそやってるインコの仕草は収録されないと思います。
是非ナマで、あなたの目と心にこのインコの可愛さを焼き付けてくださいっ!!
ラストランの大阪公演、月曜日ならまだまだ大丈夫っ!!
http://www.caramelbox.com/stage/toritsukare2012/ticketinfo/index.html
ニーナ ブロマイド……ちゃう、待受画像っ!!
(……という設定)
【ネタバレ】阿部丈二トリオ、サイコーだぜぃっ!! [トリツカレ男2012]
今回、なんと言っても、僕がもし役者だったら絶対にやりたい役があります。
それは、阿部丈二演じるロミオ。ギャングのボスです。
ロミオがダメだったらやりたいのが、筒井俊作演じるセルジオ。ギャングの片腕です。
セルジオもダメだったらやりたいのが、小多田直樹演じるアントニオ。ギャングの用心棒です。
……と思うほど、丈二率いるギャングたちが本当に楽しいんです。
東京公演の時に、一度だけウチの長女・みうたん(5才)を劇場に連れて来て、楽屋でモニターを見つつ絵本を読んだりしていたのですが、ギャングたちのシーンはじーっと画面を見つめて「きゃはっ」と笑ったりしておりまして。幼稚園児にも楽しさが伝わるというのは凄いことだなぁ、と。
なんというのでしょう、スタジオジブリのアニメになりそうなんですよね、この作品。
主人公の二人が、「天空の城ラピュタ」のシータとパズーみたい。で、ギャングたちは「ルパン三世カリオストロの城」のルパンたちみたいな。
そんなヤツらを、伊東和則さんの舞台写真でお届けいたします。
【ネタバレ】西川浩幸の魔力。 [トリツカレ男2012]
昨年4月に、「左前頭葉皮質梗塞」で入院し、「ろれつが回らない」状態になった西川浩幸。
http://caramelbox-kato.blog.so-net.ne.jp/2011-04-22
まだリハビリ中の状態で、『流星ワゴン』で舞台に復帰。脳梗塞に詳しい方からは「奇跡の復活」と言われましたが、まだつっかかることがあります。しかし、それが起きることに法則性が無いため、練習してどうなる、という問題でもなく。
僕らは、そんな西川といっしょにやっていくことを選択しました。
もし、「あんなにセリフをつっかえる役者がいるのならもう見ない」とか「金返せ」というお客さんがいらっしゃったら、甘んじて受けよう、という覚悟もあります。
しかし、今回やっていて、「親の欲目」みたいなものかもしれませんが、セリフを噛むことよりも、西川がそこにいてタタン先生として生きていることの凄さに圧倒されています。
畑中や星野さんとの会話において、もう、タタン先生でしかない、という。
そして、そんな完全に癒えた状態でも無いのにロープウェイのシーンも初演通り、いや、それ以上に高いところからの「あれ」をやり遂げる姿には、「プロ」という言葉以上の覚悟を感じてしまいます。
自分のところの役者の、しかも30年近い付き合いのヤツのことをどうこう書くのは照れますが、世の中の脳梗塞のリハビリで辛い思いをしていらっしゃる方たち皆さんの力にもなるだろうな、とも思います。
これを見たらナマで観たくなること必至っ!! 『トリツカレ男2012』ダイジェストムービー公開っ!!星野さんも金子さんもっ!! [トリツカレ男2012]
畑中がっ!!星野真里さんがっ!!金子貴俊さんがっ!!西川がっ!!合計20人のキャスト達がっ!!
踊るっ!!跳ぶっ!!躍るっ!!飛ぶっ!!登るっ!!走るっ!!−−−−−−−−−−楽しすぎる『トリツカレ男』の、ヘビの生殺し状態なダイジェストムービーがついに完成っ!!
名古屋と大阪で、待ってますっ!!