【ネタバレ】10days Limited Version、あと3回っ!!これでも迷いますかっ?! [サンタクロースが歌ってくれた10days]
10days Limited Version
【ネタバレ】「ミツ」という役の存在。 [サンタクロースが歌ってくれた10days]
「ミツ」という役は、『サンタクロースが歌ってくれた』という芝居において、唯一「ふざけられない」上に、表に出せない気持ちをずっと保ち続けて見せるべきところでガッと見せなければならないという難易度の高い役と言えるかもしれません。
過去の上演では、中村恵子、明樹由佳、坂口理恵、と、実力派の女優が演じてきたこの役。メインキャストの方では岡田さつきがやっているくらいですから、演出家として重視している役であることは間違いありません。
そんな「ミツ」を、10days Limited Versionでは岡内美喜子が好演。
岡内は「私は世界一『サンタクロースが歌ってくれた』という芝居が好き」と断言するほど思い入れていて、稽古開始の日からすでにミツに入り込んでいたように思います。この役のために長かった髪をばっさり切ってしまいました。
今日はそんな岡内の特集をしようと思ったのですが、ゲネプロで撮った写真を見ていてびっくり。ほとんどが、一人で写っているのです。なんか、それが「ミツ」の存在なのだ、とも言えるのかもしれません。本当の意味で「人と近付く」のは最後だけですからね。
では、そんな岡内演じる「ミツ」のシングルショットを、セリフ無しでお届けします。
【ネタバレ】畑中智行、それなりに大活躍中っ!! [サンタクロースが歌ってくれた10days]
今夏の『また逢おうと竜馬は言った』では、2時間全編全力疾走の主演をやり遂げた畑中智行と左東広之。
そんなわけで、今公演ではワンポイントに近い出演です。
畑中は、「巡査」。最初の劇中劇に出てきて、次に出てくるのはラスト、というふうに見えますが、実は「巡査を演じた俳優・畑中智行」としても出ております。
「竜馬」に比べれば出番が少なく見えますが、少ない分をかなり楽しんでやっておりますねぇ。
【ネタバレ】ゆきみとすずこ。 [サンタクロースが歌ってくれた10days]
芥川・太郎・菊池警部が目立つ『サンタクロースが歌ってくれた』ですが、実は1989年初演では大森美紀子と石川寛美が演じていたことからもわかるとおり、主人公はゆきみとすずこの二人なのです。ゆきみとすずこという、彼氏のいないクリスマスイブを過ごす二人の物語、だったのですが、映画の中の登場人物がどんどん勝手に動き出した、というのが正解かもしれません。
そんなゆきみを、オリジナルキャストでは温井摩耶、「10days Limited Version」では井上麻美子が、すずこを前田綾と小林千恵が演じています。
井上麻美子は、入団4年目。慶應義塾大学在学中に劇団員オーディションに合格。2年間の「新人期間」 が終った後、なんと慶応に復学!!現在、なんと現役女子大生なのですっ!!
小林千恵は、入団5年目。ミュージカルの劇団などを経て入団。148.6cm(公称)のちっちゃさを活かした役が多かったのですが、今回は等身大で演じられているのではないでしょうか。
【ネタバレ】21年前の初演と同じサヨとフミ、そして21歳のハナ。 [サンタクロースが歌ってくれた10days]
『サンタクロースが歌ってくれた』オリジナルバージョンでは、西川・上川・近江谷が1989年初演と同じ役をやっておりますが、こちら「10days Limited Version」では、真柴あずきと伊藤ひろみが初演と同じサヨとフミの役っ!!
華族・有島家のワガママ令嬢「サヨ」は、かなり激しい役なわけですが、真柴がこの役をやるために絞り込んでチャレンジしております。
が、昔を知るお客さんに驚かれているのが芥川のフィアンセ「フミ」を演じる伊藤ひろみ。その鈴のような声は、1989年初演当時と変わりません。「伊藤さんは歳を取ってないっ!!」とベテランのお客さんを驚愕させております。
そんなサヨとフミといっしょに冒険に出かける有島家のメイドの「ハナ」を演じているのは、 1989年生まれ、つまり『サンタクロースが歌ってくれた』と同い年の2年目の新人・原田樹里(きり)。親子ほど年の離れた先輩を相手に、下克上ネタもちりばめて楽しませてくれています。
【ネタバレ】大内厚雄 as 芥川龍之介。 [サンタクロースが歌ってくれた10days]
『サンタクロースが歌ってくれた』における「芥川龍之介」は、本人ではなく、劇中に出てくる『ハイカラ探偵物語』という映画の登場人物。なので、実在した大文豪・芥川龍之介とは異なる部分がいろいろあります。そりゃそーなんですけど。
で、その映画の登場人物としての芥川を楽しく演じている大内厚雄の写真をご紹介。
普段は神経質な感じの役が多い大内ですが、今回はまさに水を得た魚のように暴れまくっております。
しかし、グッとくるところではグッとこさせてくれています。
では、どうぞ。
【ネタバレ】「うっ!!」「奥さまっ!!」 [サンタクロースが歌ってくれた10days]
大森美紀子と小学校からの同級生で、劇団テアトルエコーに所属しているのに、1989年に「入れて−」とキャラメルボックスに入ってきた石川寛美。その夏の『ナツヤスミ語辞典』で「ヤンマ」の役を好演してくれました。
その後声優としての活動がどんどん忙しくなり、「カウントダウンTV」の「アビー君」(赤い帽子の男の子)の声をやり始めてからは毎週収録があるのでツアーには行かれない、という事情を抱えるようになりました。そして、結婚してお子さんも産まれ、子育てにも頑張ってきた石川さんなので、秋の小規模公演などには出演してきましたが、サンシャイン劇場の舞台はなんと1997年の『嵐になるまで待って』以来!!
そんな石川さんの七色の声が、サンシャイン劇場に響き渡る「奥様」。
3人とも大喜びだったのでアップっ!!
【ネタバレ】いきなりクライマックス!!大内厚雄 vs 岡田達也っ!! [サンタクロースが歌ってくれた10days]
『サンタクロースが歌ってくれた』10days Limited Versionは、10日間限定の12ステージのみ。のんびりしてたら終ってしまいますっ!!というわけで、ネタバレブログもとんとん行きますっ!!
しかも、いきなりクライマックスシーンの写真をいっちゃいますっ!!
まだ10daysを見るかどうか迷っている方がいらっしゃるようでしたら、この大内と岡田達也の表情を見せてあげてくださいっ!!
【ネタバレ】いきなり!!阿部丈二の菊池警部のクライマックス!! [サンタクロースが歌ってくれた10days]
大阪で幕を開け、北九州を終えた『サンタクロースが歌ってくれた』。
東京に帰ってきてからは、なんと先行が「10days Limited Version」。
オリジナル・バージョンで西川浩幸・上川隆也・近江谷太朗が演じている役を、大内厚雄・岡田達也・阿部丈二が演じ、なおかつ旗揚げメンバーで1989年初演の『サンタクロースが歌ってくれた』でサヨをやっていた真柴あずきとフミをやっていた伊藤ひろみが出ちゃう、というお祭りキャスト。
そんな中で、1989年初演以来、近江谷太朗の最高のはまり役である「菊池警部」は、大阪でも大喝采を浴びましたっ!!
そんな近江谷の役に挑戦している丈二は果たして……?!
……18日(木)の初日、お客さんの反応をどきどきしながら待っていたら、なんと、万雷の拍手と歓声っ!!
やったぞ菊池っ!!いや丈二っ!!
というわけで、このネタバレブログの写真が夏の阿部丈二で止まっていたので、その阿部丈二の菊池警部のクライマックスシーン、間違えて地下鉄東西線に乗ってしまうところの写真から、『サンタクロースが歌ってくれた』10days Limited Versionのネタバレブログを始めましょうっ!!
車両間のドアを開けるっ!!
そのまま猿になって乗客をひっかきながら駆け抜けたり、
もうやりたい放題っ!!
