科幻博物館到着。 [南十字星(サザンクロス)駅で]
蕗頼人の依頼で熊本の科幻博物館に到着した野方耕市(西川浩幸)と息子の耕平(三浦剛)、そして孫のめぐる(渡邊安理)。3人を出迎えたのは、蕗頼人の娘、海老名、そして地元のエンジニア・鶴巻(多田直人)。
オレのクロノスに何をしたぁぁぁっ!!
鶴巻の手の甲をひっかくおとなげない野方。
パーソナル・ボグの解説をする野方。
「待てよ……」。過去に行ってからではなく、行く前にスイッチを入れたら……?
『南十字星(サザンクロス)駅で』、ダンスシーン。 [南十字星(サザンクロス)駅で]
最近、「カッコいいダンスシーン」が多かったのですけど、今回は「ここまで楽しいダンスってあったっけ?」ってくらいに見ていてワクワクしてウキウキして、踊ってるみんなの笑顔にノックアウトされてしまうダンスシーンに仕上がっています。
シャープで、それでいて流れるように美しいダンスシーン。
何度も見たくなりますっ!!
一本の電話から始まった。 [南十字星(サザンクロス)駅で]
梶尾真治さん原作『クロノス・ジョウンターの伝説』の中の『野方耕市の軌跡』を舞台化した『南十字星(サザンクロス)駅で』。
成井豊が舞台用に脚色したので、原作に登場しない人物も出てきます。
まだ上演中なので、詳しすぎない程度のネタバレにしていきます。
2051年。
娘夫婦と孫といっしょに暮らす、元ピーフレック・エンジニアで、
クロノス・ジョウンターの開発者・野方耕市の家に、
一本のテレビ電話がかかってきた。
蕗頼人。
熊本・科幻博物館の館長。
「クロノス・ジョウンターを修理していただきたい」。
……こうして、『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズ最終話が始まる。