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『BREATH』出演者紹介-20 岡内美喜子 おかうち・みきこ(12月19日12時の回で通算2000ステージ) [『BREATH』]
『BREATH』出演者紹介-20
岡内美喜子 おかうち・みきこ
※12月19日12時の回で劇団公演通算2000ステージ
1997年入団、東京都出身。
1976年11月17日、164cm。
◆入団までの足取り/学習院女子高等科→学習院大学文学部心理学科(中退)→キャラメルボックス
4歳からジャズダンスを習っていて、ミュージカル「アニー」にも出演した経験を持つ。
2002年の『嵐になるまで待って』で主人公「ユーリ」を演じ、2004年『スキップ』の「17歳の真理子」で坂口理恵とともに主演。
以降、出られる限りのほとんどのキャラメルボックス公演に出演し、ヒロインを中心に、ありとあらゆる役を演じ続ける。
2015年12月19日(土)の12時開演の『BREATH』で、西川浩幸・大森美紀子・坂口理恵・岡田さつき・岡田達也に次ぐ、劇団史上6人目の「通算2000ステージ」に到達する。
『BREATH』での役柄は、物語の舞台となっている劇場における、支配人に次ぐ立場と思われる30代中盤の独身職員。高校時代の同級生から「明日のニュースを見てほしい」という突然の電話が入るところから、物語が走り始める。
『BREATH』出演者紹介-19 畑中智行 はたなか・ともゆき [『BREATH』]
『BREATH』出演者紹介-19
畑中智行 はたなか・ともゆき
2000年入団、奈良県出身。
1978年4月13日生まれ、168cm。
◆入団までの足取り/生野学園高等学校→代々木アニメーション学院→ENBUゼミ(成井豊クラス)→劇団カレイド・ステージ→キャラメルボックス
2005年の『広くてすてきな宇宙じゃないか』で「カシオ」という少年の役、『クロノス』で「頼人」という青年の役を演じてから、「憎めない弟キャラ」として定着。並行して、大先輩の岡田達也との楽屋でのコンビネーションの良さが舞台にも出るようになる。
2006年、『少年ラヂオ』で、大正時代のスリの少年「小林ラヂオ」役で主演。翌年の『トリツカレ男』で主人公「ジュゼッペ」を演じた後、1年間休団。復帰後、2009年には『光の帝国』の「春田光紀」役で主演、2011年の『夏への扉』では重荷を背負う主人公「ダニエル・デイヴィス」を熱演した。2014年『鍵泥棒のメソッド』でも主演。
2000年代から今まで、キャラメルボックスを背負ってきた男。男優ナンバーワンの好感度を誇る、と言われている。
ドラえもん好きで、休みの日は自室で映画を観るかゲームをしている、インドア派。
『BREATH』での役柄は、家柄の良さへの反動からか、犯罪行為で生計を立てる男。しかし、盗品を返しに行った女性と恋に落ちる。
『BREATH』出演者紹介-18 阿部丈二 あべ・じょうじ [『BREATH』]
『BREATH』出演者紹介-18
阿部丈二 あべ・じょうじ
2004年入団、フィリピン・マニラ市出身。
1977年6月8日、174cm。
◆入団までの足取り/桐蔭学園高校→明治大学→サラリーマン→キャラメルボックス俳優教室→キャラメルボックス
ホリプロ・ブッキング・エージェンシーに所属。
2011年Theatre劇団子『もう一つのシアター!』に客演した際、原作・脚本・監修をしていた有川浩と出会い、2012年演劇ユニット「スカイロケット」設立。役者&プロデューサーとして参加。
その後、有川作品の映画『図書館戦争』(2013年)『県庁おもてなし課』(2013年)『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』(2015年)に次々と出演、『レインツリーの国』(2015年)が公開中である。
テレビドラマでも、『空飛ぶ広報室』(2013年、TBS 日曜劇場)の峰永圭介役を好演、『相棒 season14』の第1話「フランケンシュタインの告白」(2015年、テレビ朝日)への出演も話題を呼んだ。
キャラメルボックスでは、2010年に『シラノ・ド・ベルジュラック』で主役に抜擢、その年の冬、『サンタクロースが歌ってくれた<10days Limited Version>』では、トリプル主役の一人と言われる「菊池警部」。
2011年『ヒア・カムズ・ザ・サン』で本公演の主役となり、『流星ワゴン』『アルジャーノンに花束を』『キャロリング』『ウルトラマリンブルー・クリスマス』『鍵泥棒のメソッド』と、2010年代キャラメルボックスの主軸の一人となった。
映像と外部の舞台での活動が続いた2015年だったが、2014年冬の『ブリザード・ミュージック』以来1年ぶりにキャラメルボックスに帰ってきた阿部丈二の『BREATH』での役柄は、物語の舞台となっている劇場の支配人。
脚本の成井豊が知る、過去20数年のサンシャイン劇場支配人が全員混じったかのような、スタッフや上演しているカンパニーの誰もから信頼され、それでいてちょっとおちゃめなところもある力強い男性。劇場支配人になる前は、芸能プロダクションでマネージャーをやっていた模様。
舞台作りの「核」となる劇場支配人でありプロデューサー、という役割を、多数の映像や客演の現場で蓄えてきた経験をあますところなく披露しながら、堂々と演じている。
『BREATH』出演者紹介-17 坂口理恵 さかぐち・りえ [『BREATH』]
『BREATH』出演者紹介-17
坂口理恵 さかぐち・りえ
1990年入団、長野県出身。
1966年6月15日生まれ、163cm。
◆入団までの足取り/上田東高校→全国の小・中学生を相手に、体育館で芝居をやる毎日→グラフィックデザイナー→キャラメルボックス
2009年、脚本・演出家で女優の劇団員・真柴あずき、声優の緒方恵美とともにユニット「ARMs」を旗揚げ。定期的に活動している。
1989年に、「男優オーディション」しか行っていなかったキャラメルボックスに、衣裳スタッフとして潜入。しっかり内部に魅力を浸透させてから、翌年のオーディションを受けて合格、というしたたかな入団を果す。本人は「今入っておかないと入れなくなりそうだったから」と語る。実質、上川隆也・近江谷太朗と同期。
1991年の『ブリザード・ミュージック』初演における「トラックで全国を旅して周る児童劇団の役者」という設定は、坂口の体験そのまま。
1993年『四月になれば彼女は』で初主演。同年、『ジャングル・ジャンクション』の「バイオニック・キョウコ」の役で鋼のような全身の筋肉を披露。女優楽屋では「坂口は腹筋が割れている」と評判になる。
1994年、劇団ショーマ公演『八月のシャハラザード』の初日2日前にヒロイン・渡辺美紀さんが倒れ、代役に立ち、見事に演じきる。以来、あの強面に見える川原和久さんが坂口にだけは頭が上がらない、という噂である。
1995年の阪神淡路大震災の後、「身一つで被災地に行って上演できる芝居を作ろう」と成井に提案して、リーダーとして試行錯誤して創ったのが、2002年上演の『賢治島探検記』。2011年10月には、その作品を持って東北応援無料ツアーを行った。
2011年8月に、入団2500ステージ。もうすぐ、西川浩幸に次ぐ「3000ステージ役者」が誕生する。
代表作は、『アローン・アゲイン』『ヒトミ』『あなたが地球にいた頃』『マイ・ベル』『MIRAGE』『エトランゼ』『賢治島探検記』『猫と針』『彼の背中の小さな翼』、他、多数。
押しも押されもせぬ「ミス・キャラメルボックス」である。
『BREATH』での役柄は、物語の舞台となっている劇場で上演中の舞台に出演している、感情の起伏が激しいベテラン女優。劇場支配人は、かつて自分のマネージャーだった男性。
本来の坂口とはかけ離れているものの、旧知の仲の劇場支配人の前で見せるキュートな部分と、プライベートで起きた事件に負けそうになる激情がほとばしる面の大きな振れ幅を見事に演じきっていて、客席の涙を絞ります。
『BREATH』出演者紹介-16 山﨑雄也 やまざき・ゆうや(ダブルキャスト・Red) [『BREATH』]
『BREATH』出演者紹介-16
山﨑雄也 やまざき・ゆうや(ダブルキャスト・Red)
2015年入団、東京都出身。
1993年9月4日生まれ、188cm。
※山﨑の名字の「﨑」は、「崎」ではなく、「可」の上が「立」。機種依存文字であることが多く、表示される機種によって文字化けすることでも有名。
専門学校時代に成井豊の指導を受け卒業公演も経験しているが、キャラメルボックスでは今公演『BREATH』が初舞台。
同期の石森美咲と大滝真実も同じ専門学校出身なので今年の新人は3人とも同窓、という、劇団始まって以来のことが起きた今シーズン。専門学校時代3年間で8回の舞台を重ねてきた、という経験の多さが、この3人の新人らしくない舞台度胸に繋がっていると思われる。
山﨑が入団するまで、劇団最高身長は、三浦剛の181cm。三浦を見下ろす高身長には、キャラメルボックスの舞台に新しいキャラクターが生まれてくる可能性を感じる。
◆都立総合工科高等学校→東京フィルムセンター映画・俳優専門学校→キャラメルボックス
『BREATH』での役柄は、この物語の舞台となっている劇場の若手職員。みんなから頼られている劇場支配人の下、受付を担当したりパソコンでWeb関連の仕事もしている模様。プライベートでは、幼い頃に両親を亡くし、塾を経営する祖母に育てられてきた。クリスマスに、感謝の気持ちでいっぱいの祖母の望みを叶えたい、と、自分の劇場で行われている公演に招待する。
『BREATH』出演者紹介-15 伊藤ひろみ いとう・ひろみ(ダブルキャスト・Red) [『BREATH』]
『BREATH』出演者紹介-15
伊藤ひろみ いとう・ひろみ(ダブルキャスト・Red)
1985年、キャラメルボックス旗揚げに参加。東京都出身。
1965年7月24日生まれ……えっ?!……156cm。
成井豊の妻であり、立派な二子の母。
今回は「老人」の役なので、舞台用の激しい「老けメイク」をしているが、その瞳の輝きをご覧いただければわかるとおり、「1965年生まれ」ということが信じられない少年のようなルックスと特徴的な高く強い声は旗揚げ以来変わらず。
◆入団までの足取り/都立千歳丘高校→OL→キャラメルボックス
1985年春に劇団員募集チラシを見て入団。ショートカットのボーイッシュな容貌で、初期から少年役や少女役を担う。1989年の『ナツヤスミ語辞典』初演での女子中学生「カブト」と1991年の『ハックルベリーにさよならを』での少年「ケンジ」が、まさに「ザ・伊藤ひろみ」という主役。
今公演『BREATH』での役柄は、元・教員で、引退後に、幼くして両親を失った孫を育てるために塾を経営するようになった根っからの教育者。テレビのニュースキャスター・柿本光介の、昔からのかなりのミーハーなファンでもある。孫は厳しく育てたようだが、孫の方はなんとかおばあちゃんのためになにかをしてあげたい、と願っている。
『BREATH』出演者紹介-14 林貴子 はやし・たかこ(ダブルキャスト・Red) [『BREATH』]
『BREATH』出演者紹介-14
林貴子 はやし・たかこ(ダブルキャスト・Red)
2009年入団、奈良県出身。1982年1月10日生まれ、157cm。
「アンプを内蔵している」と疑われるほどの大きな通る声と元気なキャラクターで、2013年秋の『ジャングル・ジャンクション 女組』では、主人公「メグミ」を大熱演。
同じく13年の『ケンジ先生』どんぐりキャストではヒロイン「レミ」を演じる。
そして2014年春、『あなたがここにいればよかったのに』で筒井俊作とともに本公演で初主演。2016年春の『きみがいた時間 ぼくのいく時間』にも出演予定。
2013年に、同期入団の森めぐみ・原田樹里と共にユニット「ねこはっしゃ。」を結成して小劇場公演も行っている。
◆入団までの足取り/同志社女子大学→劇団東俳→演劇集団キャラメルボックス俳優教室5期生→キャラメルボックス
『BREATH』での役どころは、結婚に憧れる30歳の劇場職員。最近つきあい始めた出版社勤務という男性とのラブラブぶりを年上の女性劇場スタッフにまでついつい語ってしまう。しかしある日、その彼の意外な未知の姿を目撃してしまうことになる。
『BREATH』出演者紹介-13 大滝真実 おおたき・まみ(ダブルキャスト・Red) [『BREATH』]
『BREATH』出演者紹介-13
大滝真実 おおたき・まみ(ダブルキャスト・Red)
2015年入団、宮城県出身。
1993年11月8日生まれ、161cm。
専門学校時代に成井豊の指導を受け卒業公演も経験しているが、キャラメルボックスでは今公演『BREATH』が初舞台。
同期の石森美咲と山﨑雄也も同じ専門学校出身なので今年の新人は3人とも同窓、という、劇団始まって以来のことが起きた今シーズンでした。
◆仙台三桜高等学校→東京フィルムセンター映画俳優専門学校→キャラメルボックス
『BREATH』での役どころは、一年前に自分から別れを告げた男性に「もう一度会いたい」と電話をかける、という不思議な積極さを持った謎の女性。母親も不思議な女性で、娘のデートに変装して付いていく。謎の多い母子である。
『BREATH』出演者紹介-12 石森美咲 いしもり・みさき(ダブルキャスト・Red) [『BREATH』]
『BREATH』出演者紹介-11 森めぐみ もり・めぐみ(ダブルキャスト・Green) [『BREATH』]
『BREATH』出演者紹介-11
森めぐみ もり・めぐみ(ダブルキャスト・Green)
2009年入団、静岡県出身。1985年2月6日生まれ、158.5cm。
外部公演にも多数参加しており、はっぴぃはっぴぃどりーみんぐへの参加が最多。
2013年に、同期入団の林貴子・原田樹里と共にユニット「ねこはっしゃ。」を結成して小劇場公演も行っている。2016年春の「キャラメルボックス・ダブルチャレンジ」でも、両作品に出演予定。
◆入団までの足取り/静岡大学→OL→演劇集団キャラメルボックス俳優教室6期生→キャラメルボックス
『BREATH』での役どころは、この物語の舞台になっている都内のとある劇場の制作スタッフ。30歳になったばかりらしく、結婚願望が強い。年上の独身女性職員のことを気遣いつつ、付き合い始めたばかりの雑誌編集者の彼氏とのことをのろける日々。しかしそんな幸せだったある日、駅の構内でその彼が……!!
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