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『BREATH』出演者紹介-17 坂口理恵 さかぐち・りえ [『BREATH』]

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『BREATH』出演者紹介-17

坂口理恵 さかぐち・りえ
1990年入団、長野県出身。

1966年6月15日生まれ、163cm。

◆入団までの足取り/上田東高校→全国の小・中学生を相手に、体育館で芝居をやる毎日→グラフィックデザイナー→キャラメルボックス

2009年、脚本・演出家で女優の劇団員・真柴あずき、声優の緒方恵美とともにユニット「ARMs」を旗揚げ。定期的に活動している。

1989年に、「男優オーディション」しか行っていなかったキャラメルボックスに、衣裳スタッフとして潜入。しっかり内部に魅力を浸透させてから、翌年のオーディションを受けて合格、というしたたかな入団を果す。本人は「今入っておかないと入れなくなりそうだったから」と語る。実質、上川隆也・近江谷太朗と同期。

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1991年の『ブリザード・ミュージック』初演における「トラックで全国を旅して周る児童劇団の役者」という設定は、坂口の体験そのまま。

1993年『四月になれば彼女は』で初主演。同年、『ジャングル・ジャンクション』の「バイオニック・キョウコ」の役で鋼のような全身の筋肉を披露。女優楽屋では「坂口は腹筋が割れている」と評判になる。

1994年、劇団ショーマ公演『八月のシャハラザード』の初日2日前にヒロイン・渡辺美紀さんが倒れ、代役に立ち、見事に演じきる。以来、あの強面に見える川原和久さんが坂口にだけは頭が上がらない、という噂である。

1995年の阪神淡路大震災の後、「身一つで被災地に行って上演できる芝居を作ろう」と成井に提案して、リーダーとして試行錯誤して創ったのが、2002年上演の『賢治島探検記』。2011年10月には、その作品を持って東北応援無料ツアーを行った。

2011年8月に、入団2500ステージ。もうすぐ、西川浩幸に次ぐ「3000ステージ役者」が誕生する。

代表作は、『アローン・アゲイン』『ヒトミ』『あなたが地球にいた頃』『マイ・ベル』『MIRAGE』『エトランゼ』『賢治島探検記』『猫と針』『彼の背中の小さな翼』、他、多数。

押しも押されもせぬ「ミス・キャラメルボックス」である。


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『BREATH』での役柄は、物語の舞台となっている劇場で上演中の舞台に出演している、感情の起伏が激しいベテラン女優。劇場支配人は、かつて自分のマネージャーだった男性。

本来の坂口とはかけ離れているものの、旧知の仲の劇場支配人の前で見せるキュートな部分と、プライベートで起きた事件に負けそうになる激情がほとばしる面の大きな振れ幅を見事に演じきっていて、客席の涙を絞ります。

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