『BREATH』出演者紹介-04 大森美紀子 おおもり・みきこ [『BREATH』]
『BREATH』出演者紹介-04
大森美紀子 おおもり・みきこ
東京都出身、1985年入団。1961年4月29日生まれ、162cm。
◆入団までの足取り/四谷雙葉高校→玉川大学→演劇集団「円」養成所→キャラメルボックス
玉川大学在学中の1980年に、早稲田大学の演劇サークル「劇団てあとろ50'」に入団。
同期に現在キャラメルボックス代表の成井豊がいた。1981年の成井の処女戯曲『ねむれ巴里』にも出演。
学生時代に通っていた「演劇集団 円」の養成所では、アナウンサーの福澤朗氏と同期。
1985年6月30日のキャラメルボックス結成時には、同じ「てあとろ50'」の先輩たちが作っていた劇団「ラッパ屋」に所属していたため、キャラメルボックスには遅れて入団。1986年の旗揚げ公演『地図屋と銀ライオン』では主役を務め、以降『不思議なクリスマスのつくりかた』『スケッチブック・ボイジャー』『広くてすてきな宇宙じゃないか』などで主演し続ける。
劇団のマスコットキャラクター「ブタのみき丸」の生みの親でもあり、その天性の共感力と包容力で、毎年入団してくる新人たちからも「みっこさん」と呼ばれて慕われている、キャラメルボックスの根源的な存在。劇団員の石川寛美とは小学校からの同級生で、夫は同じく劇団員の西川浩幸。
『BREATH』での役柄は、一年前に別れを告げた「若手ナンバーワン演出家」の男性と海に行くことを切望する娘を応援する母。娘が通う病院の廊下でバッタリ出会ったニュースキャスターに「私の亡くなった妻に瓜二つです」と告げられ、当惑する「女性」の部分も演じます。
30年間、キャラメルボックスを支えてきた「みっこさん」が支える「愛の物語」に、神戸公演と新潟公演にご来場くださったお客さまたちは涙していらっしゃいました。
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