【ネタバレ】ゆきみとすずこ。 [サンタクロースが歌ってくれた10days]
芥川・太郎・菊池警部が目立つ『サンタクロースが歌ってくれた』ですが、実は1989年初演では大森美紀子と石川寛美が演じていたことからもわかるとおり、主人公はゆきみとすずこの二人なのです。ゆきみとすずこという、彼氏のいないクリスマスイブを過ごす二人の物語、だったのですが、映画の中の登場人物がどんどん勝手に動き出した、というのが正解かもしれません。
そんなゆきみを、オリジナルキャストでは温井摩耶、「10days Limited Version」では井上麻美子が、すずこを前田綾と小林千恵が演じています。
井上麻美子は、入団4年目。慶應義塾大学在学中に劇団員オーディションに合格。2年間の「新人期間」 が終った後、なんと慶応に復学!!現在、なんと現役女子大生なのですっ!!
小林千恵は、入団5年目。ミュージカルの劇団などを経て入団。148.6cm(公称)のちっちゃさを活かした役が多かったのですが、今回は等身大で演じられているのではないでしょうか。
「よく思い出してみろ、停電の前はいたのに、今はいない人物」
「わかったっ!!おまわりさんっ!!」
「もとの小説からして、かなりムリがあったんだもん」
「わからない男ね。ミツさんは、あなたのことが好きなのよ!!」
私も実は思ってました。二人が主役なんじゃないかと・・・
by なお (2010-11-23 17:57)