小金井の日記 [風を継ぐ者2009]
「沖田が千駄ヶ谷にいるというので、直ちに駆けつけた。
が、一足遅かった。
三日前に死んでいた。
沖田はまだ25歳だった。
せめて一目だけでも会いたかった。
会って、礼が言いたかった。」
「明治2年5月30日、箱館五稜郭の戦が終わった。
土方は、すでに5月11日に戦死していたらしい。
あの男は新選組の隊士として、
最後まで幕府のために戦った。
土方の死によって、
新選組の歴史は完全に幕を閉じた。」
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淡々と綴られた文章の中に、兵庫さんの不器用だけど熱い想いがこもっていて、またそれを兵庫さん本人じゃなく、かつて敵として対峙した剣作さんが朗読するっていうのがまた泣かせますね:;
by リュカ (2009-08-06 21:32)