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雪絵。 [嵐になるまで待って2008]

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耳が聞こえない波多野の姉・雪絵。
温井摩耶が熱演しています。
 
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 2時間の舞台の間、一言も言葉を発しません。
しかし、全編手話。
いっしょに出ている西川や細見が翻訳して観る者に伝えてくれますが、
温井の表情や表現から、かなりの部分を理解することができます。
 
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 2002年の上演の時には、
本当に耳が聞こえない忍足亜希子さんが挑戦した役。
忍足さんや、手話指導の瀬尾先生との交流はずっと続いていたので、
自然とみんなの間で手話の文化は残っていました。
 
そして、聞えない人が見ても聞えない人に見える、
という温井摩耶の「雪絵」が完成したのです。
 
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 鍛え上げられた身体表現。
抑えながらも、しかし、濃縮された表情表現。
ダンス、殺陣、ヨーガ、様々な訓練を積んできた温井。
だからこそ、雪絵の美しい存在感を紡ぎ出すことが
できたのではないでしょうか。
 
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最後の最後まで、雪絵として舞台に生きる温井摩耶。
 
アンコールが続くと、最後のご挨拶は温井の番です。
 
アドリブも交えて、雪絵としてご挨拶します。
それも、お楽しみください。

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コメント 4

優

舞台の温井さんは、凛として、神々しいほどに美しく、波多野が、狂うほどに守りたがった気持がわかります。
by 優 (2008-08-29 09:20) 

さち

今回の温井さん、ホントにホントにいつも以上にステキでしたっ♪
アンコール後の挨拶まで手話だったのは驚きましたし、
あたしも手話の勉強、頑張ろうと思いました。
by さち (2008-08-29 15:48) 

ももやん

初日に温井雪絵を見て、昨朝、キャラメルボックスTVで嵐の夜明け前に忍足雪絵を見ました。忍足さんの手話のリズム感(意味の長短に関係なくほぼ同じテンポで手話の動作がでてきますよね)、美しいですね。普段、口で話している人間にはなかなか真似できませんね。

温井さんは、それを補って余りある表情、表現でしたね~。安理さんはじめみなさんのがんばりがあるから、一番静かな雪絵さんの表現がますますいきてくるように思いました。加藤さんの写真を見てますます感じました!
by ももやん (2008-08-30 10:59) 

nero

本っ当に美しかったです…!
今まで温井さんが演じられた役って、
「強気で迫力のある美人さん」って感じでしたが
180°イメージが変わって、びっくり!!
上品で繊細、でも芯のある美しさですね。

今回、「トリツカレ男」が初キャラメルだった友人と観劇して、
「雪絵さんとイザベラさん、同じ女優さんだよ」と教えたら
びっくりして言葉を失っていましたよー。
by nero (2008-08-31 09:45) 

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