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今年も若手公演。 [橋を渡ったら泣け]

初期キャラメルボックスがホームグラウンドにしていた、180人収容の小劇場・新宿シアターモリエール。
そこで、今年も若手公演が行われています。

若手公演に関しては、文化庁から「新人育成のための助成金」というのが出る、ということで「日本劇団協議会主催」なのだそうです。あ、ひとごとみたいに書いていますが、この若手公演、基本的には若手が自分たちで企画をして、自分たちでできるところまで制作もやって、ネビュラプロジェクトは後方支援、という感じで行われているのです。
 
僕ら旗揚げメンバーは、劇団を創るところから全部自分たちでやっているわけですが、ここ10年くらいで入ってきたメンバーは「できあがった劇団に入ってきた」という感じなので、ゼロから自分たちでやる、という経験もして欲しい、と思って、あえてあんまり手を出さないようにしている、というわけです。
 
MONOの土田さんに脚本をお借りしてくるのも、そりゃぁ、僕らのつてを辿れば近いところにいらっしゃるわけですが、あえて、多田や左東が自分たちでお願いして、ちゃんとやっています。
 
でも、結局はキャラメルボックスのサポーターの皆さんが観に来てくださってしまうので「チケットを売る!!」という苦しみは味わわずに済んでしまい、おかげさまで初日と二日め以外は前売完売。……その点だけは、ヤツらは苦労しなくて済んでしまったので、んーーーむ、本公演で苦労させたろかいっ!!
 
今週の火曜日に始まって日曜日で終わる、という超短期間ですが、みんな、楽しそうです。


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優

初めて、若手公演を拝見しました。
台本も、出てくる役も、本公演ではまず観られないタイプのものでしたから
観に行く前は、正直言ってどうなることかと思っていましたが
面白かった!!!
若手の皆さんが、いままで自分が培ってきた総てを動員しているな、という感がありました。いつもとは全然違う味わいなのに、やっぱりキャラメル味もちゃんとしていて。
そして、岡内さんが、見事に舞台を引き締めて下さっていましたね。
また、多田さんの演じられた、不思議な暖かさが大好きでした。
稽古時の、「演出家」大内さんがどんな指示の出し方をされたのか、知りたいなぁ。
次回がとても楽しみです。
by 優 (2007-10-03 01:00) 

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